杜の都仙台市の令和3年度仙台市観光デジタルマーケティング業務をご支援。
新型コロナウイルス（COVID-19）収束後の国内観光・インバウンド観光需要の回復を見据え、仙台市としてデータを活用した戦略立案・実施体制を作り上げたいという意向に合わせたデジタルマーケティング支援を実施。

要望「データを活用した戦略立案・実施体制を作り上げたい」

新型コロナウイルス（COVID-19）収束後の国内観光・インバウンド観光需要の回復を見据え、仙台市としてデータを活用した戦略立案・実施体制を作り上げたいというご要望をいただきました。

主な実施内容

• 仙台市独自のDMP(Data Management Platform）の設計構築（協力：株式会社スプラウトジャパン様）
• 仙台市保有の観光ポータルサイト「せんだい旅日和」及び「仙台旅先体験コレクション」のアクセス解析
• 動態データの分析（GPSなどの位置情報ビッグデータを利用した人口統計情報分析）
• SNSの投稿・ユーザー分析
• 公的統計データの分析
• アンケートデータの分析

成果：施策応用への足掛かりに

旅行客が仙台市に対してどのような観光ニーズを持っているか、どの観光地にどれだけの訪問があるのかなどを、複数のデータを用いながら多角的な分析視点による仮説立案や施策提案を行った。

Webサイトのアクセス解析やSNSを用いたソーシャルリスニングでは、地域ごとに異なるページ閲覧状況やサイト行動、またユーザー属性や興味関心状況などを把握。

2サイト間における検索クエリの違いに基づき旅マエ・旅ナカ・旅アトといった旅行検討段階に応じたサイトの役割を明確化しながら、施策応用への足掛かりを築いた。

また、動態データから市内観光地の居住地別訪問や前後滞在を把握。季節や地域ごとに異なる訪問傾向や、観光イベント開催期間における時間帯別滞在状況を分析し、想定していなかった隠れた移動ルートや宿泊傾向などを明らかにした。